vol.38「モータルコンバット」'05 May 09


なにかと一段落ついたところで、いよいよ世界の謎を解き明かす壮大なストーリー、
「プロマシアの呪縛」ミッションに挑戦です。今回の舞台はフォミュナ水道。
LV40制限エリアで繰り広げられた阿鼻叫喚の修羅場とはッ!


■ 始まりは怒涛の快進撃 ■

というわけで、ずーっと前に地獄のようなプロミヴォンを攻略して、
ようやくタブナジアにたどりついてから、そのままほっぽり出していたプロマシアミッションですが、
なんとかお空のトゥー・リア到達という目標も果たしましたので、

いざ、タブナジア地下壕へ集結。

今回の舞台は、地下壕からつながる「フォミュナ水道」であります。
タブナジアの地下に広がるこの迷路のような水路には、モンスターがうろつき回っており、
現在は「ミノタウルス」というおっかないものが湧いているそうで。

お話の流れで、このミノタウルスという怪物を退治して、
さっさと奥に行ってしまったジュノ秘密機関のエージェント、ナグモラーダを探し出すのが目的です。

さて、このフォミュナ水道ですが、タブナジア地下壕の人々を陥落の際に逃した
ミルドリオン枢機卿というエライお方がモンスターの力を弱める封印をかけております。
ですが、この封印は人間にも聞いてしまうそうで、普段の力を発揮できなくなるという次第で。

まあ、細かい御託はこっちにおいて、とどのつまりフォミュナ水道ってのは
ぶっちゃけプロマシアおなじみのレベル制限エリアと言うわけでございます。
今回のレベル制限はLv40が上限となりますので、皆さんお古の装備を引っ張り出して集結。

ここで遠征隊おなじみの遅刻者さんや、着替え手間取りさんで、
たっぷり集合時間を一時間オーバーしての突入とあいなりました。
MasakisamaのフレンドのSyosama氏をゲストに迎えての、総勢13人で殴りこみです。

Lv40だけあって、前衛陣は金太郎メイルこと王国従騎士制式鎖帷子がずらり。

予定出発時間も過ぎているので、さくさく出発。Ticoに続いて皆さんでぞろぞろ〜。

と、入るなりいきなり出ました。タブナジア名物のフォモル(Fomor)です。

この地で倒れた連合軍の兵士がいまだ成仏できずにさまよっているのです(-人-)なむなむ。

手だしをしない限りノンアクティブですが、一回でも喧嘩を売ると全部アクティブなってしまいます。
なので、とりあえず今回はスルー。ただ、クエストアイテムの「星座サブリガ」を落とすので、
俗にいう「パンツ狩りツアー」で目につくや狩られることもあったりして。冒険者って遠慮なしでございます。

とりあえず絡んでくる敵(スライム)は遠征隊方式でゴーゴーゴー!と踏み潰し

しばらく進むと、広間に

Taurusキター!!

悪魔の眷属でもあるこやつは、様々に厄介な技をもっておりますが、

中でも凶悪なのは、くらうと10秒で戦闘不能になるモータルレイ。

これを回避するには、構えた瞬間に背中を向けて目を合わせないようにするか、
はたまた受けたあとに聖水かカーズナで回復させるしかありません。
しかも治療の場合は一定確率でしか成功しないという意地悪志向。
このため盾役さんは、ロック固定をはずしてすぐに回れ右できる態勢で戦います。

なるべく避けてとおりたいところですが、要所を徘徊している上に、
聴覚隠蔽を見破る特殊能力もあるので、戦闘なしに通ることはできません。
一匹ずつ、慎重に戦ってしとめていきます。

広間のタウルスを排除すると、木の梯子を発見。
調べると主観視点でハシゴを登るイベントが起き、上の階へ。
むかーしむかしのバイオハ○ードを思わず彷彿とさせます(爆)

梯子を上った通路ではDiremiteがうろうーろ。

超巨大なダニ、という聞くからにいやなモンスターです。
八本足でわきわき歩くのもキモチワルイです。うえっぷ。
とはいえ、実際にはノンアクティブ・ノンリンクなカワイイ奴。
襲っては来ないんですが、血に飢えた一同、踏み潰して進撃します。

奥へ進むと、敵が一段落アップしたようで、タウルスも名前が変わってます。

その名もステゴタウルス(Stegotaur)。

……このダジャレみたいなネーミングはどうにかならなかったのかと思わず苦笑。

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まあ、そんなこんなでさくさくと進み、奥へ分け入ってきた遠征隊。
この分だと、ラクにミノタウルスのところまで行けるかな♪と思ってたのですが。

そうはいかないのがやはり遠征隊の遠征隊たるゆえん。
ネタの女神様は波乱万丈がお好きなのでした。


■ 恐怖のモータル、地獄のフルイド ■

とりあえずこれまで向かうところ敵なしの遠征隊、
行く手をふよふよ泳いでいる陸魚のMakaraも踏み潰して突破、と思ってたら

休憩を取ろうとした一行、いきなり絡んできたOilSpillと戦闘に。

まあ、この人数だから大丈夫かな、と思っていたのが甘かった。

スライムには突属性以外の物理攻撃耐性があり、なかなかHPが減りません。
しかも、みんなで殴るものだから、敵のTPがたまって、特殊技連発。

なかでも範囲無差別爆撃のフルイドスプレッドを連発され、
あっというまに一行のヒットポイントが赤や黄色に早変わり(爆)

傷ついた前衛陣を助けようと後衛がケアルシャワー。
しかし、その行為がスライムのターゲットを前衛から後衛へ移してしまいました。

本陣へ突っ込んで大暴れするOilSpill。

さながら桶狭間の戦いの織田信長状態。
そして連発される範囲無差別爆撃のフルイドスプレッド!
現場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまいました(汗)

なんとか撃退したものの、ShantouさんとXarn殿があえなく犠牲に。
通路へ引っ込んで、態勢を立て直す遠征隊。
この先はどうも行け行けゴーゴーでは先に進めないようです。油断は禁物。

最初からそうしていれば万事OKなのですが、
どうしてもお祭り行軍しちゃうのが業の深さ。トホホ。

戦闘はなるべく回避の方向で、ミノタウルスまで進むことに。
梯子の上から、階下でタウルスがうろうろしているのが見えます。ひえー。

まあ、この後はどうにか危険もなく進むことができ……

途中で出くわしたフォモールの吟遊詩人(何故かガルカ)を拝みつつ、

ようやく着きました、水路の奥地。この先にミノタウルスが巣くっています。


■ 激闘、ミノタウルス ■

先にきていた別PTがミノ退治しちゃったようなので、出現ポイントで待つことに。
小部屋を全員でぐるりと取り囲んで、いつでも来いの構えです。

再popは15分程度と聞いていたので、かなり待つかなと思いきや、数分後に

Minotaur(・∀・)キター!!!

そのへんで出くわしたタウルスよりふた回りもある巨体です。おそろしや。

とりあえずモータルレイで死人を出すのを避けるため、
1.ナイトのXarn殿がインビンシンブル発動でタゲ固定
2.その隙に全員で袋叩き
という作戦ともいえない作戦でいざ戦闘開始!

戦闘開始早々「モータルレイ」が飛んできて、思わず肝を冷やす討伐隊一同。

そして存分に暴れまくるミノ様。モータルレイは防げますが、範囲攻撃+猛毒の「モゥ」が炸裂。イタイです。

とにかくタフでした。戦闘終盤には、タゲをXarn殿から移して他の隊員を襲う始末。
いつ飛んでくるか分からないモータルレイを警戒しつつ、一人一人が渾身の一撃を加え、なんとか撃破!!

戦いが終わって、ひとまず離れた水路で一休み。なんとか死人だけは出なかったのが幸いであります

さて、ミッションはこれから後半。
先に行ってしまったジュノ秘密機関のエージェント、ナグモラーダ氏を探さないと行けません。

全快したら、いざ出発! 水道の更に奥へと進んでいきます。
それにしてもホントにみんなサンドリアの官給品の鎧揃い。王国の不正規部隊の気分です。


■ ナグモラーダを探して ■

とりあえず元気も回復して奥地へ足を踏み込んだのはいいものの。

早速、Stegotaur二体に襲われる討伐隊。

なっかなか寝てくれないタウルス相手にぎゃーぎゃーひーひー言いながらもなんとか撃破。

奥へ奥へと進みますが、通路のいたるところで待ち構えるタウルスくん。
こっちへのっしのっしと歩いてくる様子が、クィーンエイリアンを彷彿とさせます(汗)

どうにかタウルスを無事に退け、梯子を上って最深部エリアに到達。

梯子を上る直前で、ジュノ秘密機関のエージェントことナグモラーダと出くわすシーンが。

Nag'molada「どうだ、思ったよりも楽に戦えただろう?」
Nag'molada「あのモンスターには、私の方でももうひとまわり封印をかけてやっておいたからな。」

その言葉を聞いて、思わず憮然としてつぶやくXarn殿。

「あの開幕モータルレイはお前のしわざかっ」

一同、思わず苦笑。とゆーか、ナグモさん、手伝って下さいよ。

そんな一同の思いを無視して、またすたこらと奥へ行くナグモラーダ。とりあえず追っかけるしかなさそうです。

ナグモラーダを追って、着いたところは倉庫か何かのような場所。
複数のフォモルがウロウロしています。襲ってこないとはいえ、なんかブキミ。

部屋を隅々まで調べてみると、隠し通路を発見です。
各属性のシンボルが刻印されたオイルランプをかちゃかちゃ押してみると……

ぱかっと隠し部屋が現れました。どうやらエージェント氏はこの先へ向かった模様。

全員でぞろぞろと奥のOrnateDoorを調べる遠征隊。
ここでイベントシーンがあり、なんとかナグモラーダと合流することができました。
あとは全員無事に帰還するだけです。


■ 行きはひぃひぃ、帰りも怖い ■

さて、あとは地下壕へ帰るだけなんですが、エスケプ使える黒魔道士さんがあいにくおりません。

仕方が無いので、徒歩で脱出を図ります。
あんちょこの地図を元に道案内をするTico。いきなり間違えて右往左往。

途中でStegotaurと遭遇、戦闘に突入したのですが、

ここでもErihppasさんがモータルレイでお亡くなりになるアクシデントが(涙)

おそるべしモータルレイ。盾役が注意している内は充分に回避可能ですが、
なにかの拍子で他の人にタゲ向くと、とてもとても危険です(汗)

そして再びTaurusと戦闘。そろそろ出口が近づいてきました。
こっちの方は1ランク弱いこともあって、危なげなく撃破。なんとかフォミュナ水道を脱出できました。

帰ってから、討伐成功の旨を自警団のJustiniusに報告です。
イベントが始まり、自警団のリーダーにして、「プロマシアの呪縛」のヒロインとゆーか主人公のPricheがここで初登場。

カワイイ見た目と裏腹にガキ大将そのまんまの口調に目を丸くする一同。

……まあ、なんとか無事に終わってなによりなにより、と思っていると
「あれ? なんにも起きません〜」と当惑したようなShantouさんの声が。

その言葉にぎょっとするTico。もしやもしやと思って話を聞くと、
どーやら、隠し部屋奥でのイベントシーンを見ていなかったようなのであります。

うはwwおkwww ネタの女神様は我らに更なる試練を下さるようでございます(爆)


■ そして再び闇の中へ ■

既にこの時点でリアル0時。眠くて落ちるという方が大半ではございますがッ

まだ元気のあるメンバーをそろえて、リカバリー部隊を急遽編成。
ついでだからここの地図もとってしまえーと、再び中へ足を踏み入れます。

今回の人数は総勢6人1パーティ。さっきみたいな力押しでは進めません。
おおまかな地形と敵の配置がわかっていることが最大の武器です。

とはいえ、通路のStegotaurは避けて通るわけにはいきません。
一体ずつ、慎重に退けていきます。一戦一戦が緊張の連続。ドキドキ。
おかげさまでモータルレイの避け方がかなり上手くなりました(爆)

随所に休憩を取りながら、じわじわと進んでいきます。

途中でStegtaurがリンクするハプニングがあって壊滅一歩手前まで行きましたが、
運良く通りがかったPTに救援要請を出すことができ、ぎりぎりでセーフ。

どうにかこうにか、隠し部屋のOrnateDoorへ到着。
なんとか無事にイベントが発生して、ほっとひと安心。

リカバリーも済んだので、今度は地図を取りに別の場所へ出発。

ダンジョンの地図は多くの場合、宝箱に入っていますが、フォミュナ水道については
別の隠し部屋に出現する???ポイントを調べることで入手することができます。

途中のStegotaurは横をこっそりとすり抜けたり……

リンクを起さないように、一匹ずつ安全地帯へおびき出して各個撃破。

そしてフォモールさんがぞろぞろいる別の隠し部屋に到着。
ひとまずタウルスとの戦いで傷ついた身体を休めますが……やっぱりなにか落ちつきません(苦笑)

到着した際に皆で家捜しして、この時はTitaさんが無事に地図をゲット。
ポイントが湧くのが30分後ということだったので、Xarn殿がここでログアウト。
残る5人で忍び歩きをしながら、なんとか2度目の潜入から無事脱出。

予定時間より大幅に遅くなりましたが、本日参加者は全員ミッション達成です。
ご参加の皆様、おつかれさまでした(・◇・)ゞ


というわけで、今回はフォミュナ水道潜入の模様をお届けしました。

事前にはタウルス族に関しては十分な注意を払って出発したのですが、
スライムがあそこまでの脅威になるとは正直想定外でした(汗)
ただ、以前にもバストゥークの退魔クエストで痛い目に遭ってる相手ですので、
「スライム」と聞いた時点でまたいで通るのが正解でありました。

さて、この後はプリッシェの話しを聞いて、天華崎でのイベントを見たあと、
いよいよリヴェーヌ岩塊群へ入れるようになります。
今回不参加だった方もいらっしゃいますので、一人でも多く新エリアへ行けるよう、
再びフォミュナ水道潜入は行いたいと考えております(・◇・)ゞ

それでは、次回のガゼットでお会いしましょう。

GoodLuck&GodSpeed!