vol.21「南海孤島と地獄谷ツアー」'04 Oct 04


プロマシア発売、EUサービス開始と疾風怒濤のヴァナディール。
そんな中でもわれらが遠征隊はまったり冒険。
今回は新エリア観光しながら、ウィンダスの漁師ギルドからのクエストをこなします(本末転倒)

なお、クエストのネタバレを多少含みますので、ご注意ください。


■ ビビキー湾! 空が青ッ! 海も青ッ! ■

ウィンダス漁師ギルドChipmy-Popmyからの依頼が発端でございます。
ちっこいタルタルのくせして、妙に鼻息の荒いChipmy-Popmy氏いわく。

おぉ冒険者、いっちょやるか!? オラぁ、今は機嫌が悪いぞ!
ビビキー湾にあるプルゴノルゴ島って島、知ってるか?
あそこに妙なヤツが住みついてて、オラたちの言うこときかねぇんだ。
あそこの島々はぜーんぶオラたち漁師ギルドの島だってのに、ヤツは
プルゴノルゴ島だけは自分のもんだって言い張ってる。
なんども話し合ったけど、 どんどん険悪になっていって、今じゃ
モンスターを仕掛けられたり仕掛けたり……うぬぬ、次はどうしてくれようかー!
そうだ、冒険者なら、あいつをぶっ倒すことができるだろ! おまえが話し合いに行ってみてくれ!
前回は負けちまったからな、今度はオラたち漁師ギルドが勝利しないと海の男の面目まるつぶれだぞ!
次の話し合いの場所は、プルゴノルゴ島の中心んとこだ。いいか、絶対に負けんなよ!

うっしゃーまかしとけ!

しっかり観光して、ついでに何とかしてきますッ!

本末転倒。

というわけでプルゴノルゴ島への観光船が出ているビビキー湾へ。
今回、新入隊員のCattailさんと、体験入隊中のCelestyさんも一緒に参加です。

砂塵の舞う粉っぽいブブリム半島から一転、爽やかなほど青い空が広がるビビキー湾。
船着場のミスラからチケットかって、早速のりこんで、いざ

って、一緒に変なもの連れてくるんじゃないッ!!
みなすっかりお祭り気分です。ヒャホーイ。

無賃乗船は犯罪です。おまわりさんの代わりに冒険者が天誅かましてあげますね。
とかいってるうちに。

ざぶーんと出港。やたらに発着のあわただしい船だなあと思ってたら。

「たいちょー……」「置いてかれましたぁ」  ( ̄□ ̄;)!!

船着場でおいてけぼりくった隊員、約二名。いきなり波乱ぶくみのスタートです。


■ とりあえずまったりと観光クルーズ ■

まあ、今回の船はサンゴ礁巡りということなので、桟橋へ戻るまでまったり観光することに。

青い空、青い海、爽やかな潮風、そして……

めっちゃエロい格好したミスラの船長さん(;´Д`)ハァハァ

これが噂のシャイル装備なんでしょうか。装飾たっぷりで綺麗でございました。

クルーズしながら、案内人らしきミスラさんが観光ガイドしてくれます。

そしてサンゴ礁付近。エメラルドブルーに変わった海の色がとてもキレイです。

途中で渦潮も見ました。メッチャキレイ。

タルタル黒魔のお二人は、観光そっちのけで釣りに興じています。
並んで竿をたらしている姿がラブリー。

とかやっているうちに船が桟橋に戻ってきました。
今度の行き先はプルゴノルゴ島行き。今回のクエストの目的地です。
よーし、みんな乗り込めー、とか言ってるうちに慌しく船出港。そして。

「たいちょー……」「乗れなかった」「置いてかれたぁ」 Σ( ̄□ ̄;)!!

またかよ。おい。
どうもこの船、発着がすさまじく慌しいので、来たらすぐに乗りこまないとだめっぽいです。

ざぶーんとプルゴノルゴ島に着きましたが、仲間を欠いたままクエストはできません。
上陸はせずにそのまま桟橋へ戻るのを待ちます。

帰りの船でUragniteが湧いてたので、憂さ晴らしにボコってみました。(゚Д゚)ゴルァ!

反撃されました。無差別範囲毒をぶしゅーと噴かれます。

このUragniteに限らず、新エリアのモンスターの毒とかは思いっきりダメージをもっていきます。
ほっとくとあっという間にHPが半分に。くわばらくわばら。

とか言ってるうちに船が桟橋に到着。今度は全員が乗りこみました。

今度の観光ルートは、ダルメル岩周遊コース。みんなでゆったり夜のクルージングです。
ぼやーっと光る石が幻想的な空気をかもし出してイイ感じ。

波飛沫のあがる、通称“洗濯岩”。
花より団子、やっぱりタルタルのお二人は観光そっちのけで釣りに熱中です。

遠征隊で鉄人料理人として名高いXarn殿も食材の確保に余念がありません。

途中、岩のゲートをくぐったり。
キレイなサンゴ礁とは違って、ダルメル岩はオモシロイ地形が多かったですネ。


■ やっとこさプルゴノルゴ島上陸 ■

四回目の船で、やっと全員がプルゴノルゴ島へ着きました。
上陸後はしばらく自由時間。みんなで潮干狩りセットを持って、島の各地をぶらぶら観光。

とりあえずTicoはバシャバシャと砂浜走ってみたり。

夕暮れの砂浜でグラビアアイドル撮影(違)をしてみたり。
ちなみにモデルは遠征隊が誇る「寝落ち姫」ことErendira嬢。オパーラインドレスがよく似合いますネ。

とかとか遊んでいるうちに日が暮れてきました。いけません、すっかり観光で浮かれてました。

「全員整列ッ! 戦闘装備でプルゴノルゴ島へ向かうッ」

号令一下、一列に並ぶ遠征隊員。さすがです。締めるところは締めてます。

Tico「出発前に気合のかけ声! せーのッ!」

「サブリガ! サブリガ!」( ゚∀゚)o彡

一瞬の沈黙。

「むむむ。むむむ。」「えーっと」「/em はあきれている」「やはりサブリガ好きなのか」

……おおぅ。みんな、ノってくれようorz とTicoひとりで落ちこみながらも島の中央へ。

さくさく歩いて到着。他のPTもご一緒したいとおっしゃるのでアライアンス組んでいざ戦闘。

「あそこの???しらべたら敵わきますからねー」「じゃ、先にまわり掃除しますかー」
とかまったりと打ち合せしつつ、はずれの方にいた黒マンドラボコっていたら。

なんかぞろぞろと木の上から黒マンドラゴラがキタ━━(゚∀゚)━━!!!!

誰かうっかりとトリガーポイントさわってしまったらしく、まったくの不意打ち。
背後のからの奇襲に慌てる一同。とにかく戦闘、戦闘ですッ。

腕というかハッパというかを激しくピロピロさせながら襲ってくる黒マンドラゴラ。
それぞれの個体はそんなに強くはないんですが、なんといっても数が多い。

みんなで力をあわせて各個撃破。確実に数を減らしていきます。

なんとか倒して、島の権利書なるものをゲット。とりあえずこれを持って帰って報告ですネ。


■ アットワ地溝〜地獄谷へようこそ ■

権利書を持って帰ると、なんでもこれはミスラ式の契約書で、えらく大事なものらしい。
契約書がホンモノかどうか確かめるために、アットワ地溝の奥地、千骸谷へ。
なんでもミスラの本国から「罪狩りのミスラ」てなエライ人が来てて、その人なら分かるらしい。

ということで取って返してアットワ地溝へ。ホント、冒険者って使い走りです。

ものすごい裂け目のような崖の合間を縫うようにして登っていき……

陸の孤島になっている台地上の場所へ。うわあ、なんかムシのモンスターがうぞうぞいます。

まずはウォーミングアップでサソリから。このクラスだとなかなかに手ごわい。
まあ、障害は排除だね、ということで、今度は遠くの虫をぷすっと弓で撃ってみると。

TrackerAntlionキタ-----!!

メッチャでかい、とゆーか、ちょっと待って。

なんか2匹いるんですがッ!? リンクしてますよ。マジですかッ。

なんとかひいひい言いながら各個撃破。見た目とおりでタフで痛い。

ちょっと注意して進もうね、と話しつつ、毒ガス噴いてるガスポニアに悩まされつつ。
崖伝いにゆっくりゆっくりと歩いていくと……

いきなり地面からゴポッとCaveAntlionキタ-----!

しかも出てきた途端に特殊攻撃でヒットポイント半分くらいもってかれました。鬼です。
そのうえさっきの灰色アントリオンよりも1ランクつよいみたい。みんな本気モードで戦闘開始!

なにしろはじめての相手で弱点もわかりません。とにかく数の力で押せ押せ押せ!
ナイトのXarn殿が壁になり、黒魔のTancyanとErihppasさんのダブルフレア砲が火を噴きます。

なんとか倒してみたものの、ふと気がつくとあたりはすっかり真っ暗です。
一旦休憩を入れて、態勢を立てなおしてからおそるおそる進軍開始。

途中にいるAntlionを排除しながらも……ん、あれ? なんかあっちの方、なにかいません?
ほら、私達が戦っているあの奥でうろうろしているアレは……

えー、写真右上、赤丸で囲った部分をご覧ください。
冒険者の心の友、ピンチになると「アヒャヒャ」と笑いながら嬉しそうに襲ってくるアンデッドです。
DoomWarriorとDoomMage、どっちもまともにレベル上げできちゃう相手ですよ。コワーイ。

とりあえず夜移動するのは危なそうだということで、ここで夜明けを待つことに。
待ってる間、遠征隊のヤンチャ兄貴ことTancyanがあっちをうろうろこっちをうろうろ。
地上のAntlionは襲ってこないと分かったので、近くまでよってにらめっこ。
仕草は可愛いんですが、その奥のアンデッドに気づかれないか、見てるこっちはハラハラもの。

そうこうしているうちにやっと夜があけました。東の空にまぶしい太陽がのぼります。
アンデッドも消えました。目的地までもうすぐ、さあ、あとひとふんばりです。

途中襲ってきたサソリも頑張って撃退。
ちなみにお約束のように二匹同時に襲いかかってきました。相変らずスリリングです。

あとはひたすら走るだけ。

やっと見えました! ここがアットワ地溝の奥、千骸谷へ通じる洞窟です。

また急な渓谷を縫うようにしながら、なんとか全員無事に千骸谷へ到達。

カッコイイお姿の罪狩りのミスラとお会いでき、契約書がホンモノで、かなり密約ぽいらしいと判明。
ついでにアットワ地溝の地図も頂くことができました。

この時ちょっとスゴイイベントがあったのですが、それはクエストやった方だけの秘密です。
あとはみんなで集まってテレポメア。無事に脱出して解散となりました。めでたしめでたし。

でも今回もネタ満載ってのはいったいどーなのよ( ̄□ ̄;)!!
遠征隊の守護天使になんか変なモノ憑いているんじゃないかと思う一同でありました。


というわけで、観光ついでのクエストツアー、いかがだったでしょうか。

前半のビビキー湾では乗り遅れ続出でドタバタ、後半のアットワは難敵イッパイでスリリング。
ひさしぶりに冒険者魂が熱く燃えたツアーでありました。

あと、今回、ご参加くださったCattailさんとCelestyさんにも改めてお疲れ様です。
Cattailさんは経験者として、要所要所で的確なアドバイスを頂き、本当に感謝。
Celestyさんは名声足りなくてクエスト受けれなかったにも関わらず、冒険ツアーに参加して頂きました。

遠征隊に馴染んで日が浅いお二人にも、そしていつものメンバーにも、楽しめてもらえれば幸いです。

それでは、次回のガゼットでお会いしましょう。

GoodLuck&GodSpeed!